干し野菜のすべてがわかる!作り方からメリット・デメリットまでをご紹介!

      2017/11/01

干し野菜について

ニンジンと大根の干し野菜

切り干し大根やかんぴょうなどに代表される「干し野菜」。干し野菜は、保存もしやすく、うまみも増すとして、今注目されている食材なんです!

また、切り干し大根は買ってくるものだと思っている方がほとんどだと思いますが、実は家庭で簡単に作ることができます。

大根以外にも、にんじんやしょうが、トマトなど、いろいろな野菜を干し野菜にすることが可能なんです!

ただ、さまざまな魅力がたっぷり詰まった干し野菜ですが、まだまだ多くの人に知られていないのが事実…。

そのため、今回は干し野菜についての情報をまとめていきます。

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干し野菜とは?

大根の干し野菜

干し野菜とは、簡単に言うと野菜を乾燥させて水分を抜いたものの事を言います。

これだけではあまりピンとこないかもしれませんが、"切り干し大根"と言われると少しイメージしやすいのではないでしょうか?

切り干し大根やかんぴょうは「乾物」とも呼ばれますが、乾物には果物や魚介類なども含まれるため、野菜の事だけを指す場合には「干し野菜」という名称が使われています。

干し野菜のメリットとは

干し野菜のメリット1

では、野菜を干すことでどのようなメリットが生まれるのでしょうか?

1つめは、干し野菜を作る際に野菜に含まれる水分を飛ばすことで甘みが増し、うまみが凝縮され美味しくなると言われています。

また、天日干しすることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血液を作るために必要な鉄分などの栄養素がアップすることがわかっています。

干し野菜のメリット2

2つめは、水分を飛ばすことで野菜の保存期間を長くすることが出来ます。

完全に乾燥させたものなら数週間、セミドライのものでも冷蔵庫に入れておけば1週間程度は保存が可能です。

野菜が安いときに多く買い過ぎてしまった場合、食べきれない分を干し野菜として保存しておく事も可能です。

干し野菜のメリット3

3つめは、自分自身で手作りすることで、安心安全なものを作ることができます。

市販の物を購入する際、保存料や着色料などの添加物を気にする方も多いと思いますが、自分で干し野菜を作れば、それらの心配がなく、子供にも安心して食べさせることが出来ます。

干し野菜のメリット4

4つめは、野菜を無駄なく使い切れることです。ピーマンが1つだけ冷蔵庫に余っているが使い道がない…、にんじんを多く切りすぎて余ってしまった…という経験、ありますよね?

そのまま冷蔵庫に放置すれば、劣化が進んで食べられずに無駄になるだけですが、干し野菜にすれば保存もききますし、また違った味に変化して活用の幅も広がっていきます。

このように、いつもの野菜を干し野菜にすることで、さまざまなメリットが生まれてくるのです。

干し野菜のデメリットとは

干し野菜のデメリット1

ただし、もちろんメリットばかりではありません。

日本は、比較的湿気が多い国です。そのため、天日干しをするタイミングを間違えると、カビが発生するなどのリスクがあります。

また、市街から少し離れた田舎町なら全く問題はありませんが、大型ビルが立ち並ぶ都会の場合、外で天日干しをするとホコリや雑菌が付く可能性が高くなっています。

干し野菜のデメリット2

外での天日干しが難しい場合、室内での乾燥という方法があります。

ただし、この場合は室内に匂いがこもったり、外よりも乾燥が遅くなるため、さらにカビが発生しやすいというリスクも考えられます。

このように、メリットばかりというわけではありませんが、干し野菜を作る環境が整っている方は、一度チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね!

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干し野菜の種類って?

大根を干し野菜にする

干し野菜にできる野菜とは

向いている食材

前項では、干し野菜のメリットやデメリットについて話をしてきましたが、次はどんな野菜が干し野菜に向いているのかをご紹介していきます。

干し野菜の代表的な野菜といえば、何度か名前が挙がっている「切り干し大根」ですよね。それと同じく、にんじんごぼうレンコンなどの根菜は干し野菜に向いていると言われています。

他にも、ピーマンかぼちゃナスオクラなども、干し野菜に向いているでしょう。

ピーマンは干すことで、香り成分であるピラジンが揮発し、苦みを感じにくくなり、お子さんでも食べやすくなります。また、オクラは干してもネバネバは残り、香りと歯ごたえが良くなります。

しょうがにんにくなど香りが強い野菜も、香りが抜けることはなく少しマイルドになるので、さまざまな料理に使いやすくなります。にんにくは一度に使用する量が多くないと思いますので、余ってしまったときには腐らせないように、干しておくのも良いでしょう。

ねぎパセリなどの少しだけ使いたい薬味も、干し野菜にしておくと便利です。干すことで水分が抜けカラカラの状態になりますので、使いたい分だけをサッと使うことができ、料理の彩りが寂しいときにとても重宝します。

向かない食材

逆に干し野菜に向かない野菜として挙げられるのが、もやしきゅうりトマトなどの水分が多い野菜です。

水分が多い野菜は、乾きにくいため上手に干す事が難しかったり、カビが生えやすくなっています。

ただ、トマトの場合は大きさに関係なく、種を取り除くことでうまく干すことができます。干したトマトは「ドライトマト」とも呼ばれ、イタリア料理にも使われるなど、味も濃厚になってうまみが増しますので、ぜひ試してみてださい。

干し野菜の作り方や調理方法って?

干し野菜になった大根

干し野菜の作り方

ここまで干し野菜について、さまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後に干し野菜の作り方や、調理方法についてご紹介したいと思います。

干し野菜を作るなんて、なんだか難しそう…と思われる方もいらっしゃると思いますが、実はとっても簡単に作ることが出来るのです。

1.野菜を切る

まずは、干したい野菜をカットしていきます。基本的にはどのような切り方でもいいのですが、切り口が大きいほうが早く乾きやすいので覚えておくといいかもしれません。

切り干し大根のように薄く長く干したい場合は、ピーラーで皮を剥くような要領でスライスするとうまくいきますよ。

2.野菜を並べる

野菜のカットが終わったら、通気性のよいザルに重ならない様に並べます。虫やほこりが気になる場合は、干し野菜用のネットも販売されていますし、魚などを干すネットを活用すると良いでしょう。

3.野菜を干す

干す場所は、日当たりと風通しの良い場所が望ましく、窓辺やベランダでやるのが一般的です。反対に日当たりが悪く湿度が多い場所だと、野菜がカビてしまうことがあるので注意してください。

乾燥の目安としては、野菜にシワで出来るくらいです。1日で干し足りないときは、翌日に干し直すことも可能ですので、お好みの干し加減を見つけてみてくださいね。

ちなみに、ごぼうやなす、レンコンなどアクの強い野菜は、切った後に酢水につけ、よく水気をきってから干すと変色しづらいようです。

電子レンジで干し野菜

また、電子レンジでも干し野菜を作ることが出来ます。手順としては、野菜をカットして水気を取り、お皿に並べます。

水気が多かったり野菜同士が重なっていると乾きムラが出来てしまうので注意しましょう。野菜の種類や厚さによって違いはありますが、電子レンジを使うと7~10分程度で完成します。

切り干し大根

干し野菜の調理方法

干し野菜をどのように調理したらいいのかわからない方もいらっしゃると思いますが、グリルで焼き目を付けたり、素揚げにするだけでも美味しくいただけます。

また、干し野菜を使った簡単なレシピとして、スープやお鍋などもオススメで、干したことで野菜から美味しいダシがでるので、いつもより味にグッと深みが増します。

切り干し大根は水で戻す作業が必要ですが、手作りの干し野菜の場合、ほとんどがそのままの状態から使用することができますので、とても簡単に調理できるんですよ。

他にも、マリネやカレーなど、さまざま料理に合いますので、いつもの野菜を干し野菜にチェンジして、いろいろな干し野菜料理にチャレンジしてみてくださいね。

最後に、「向いている野菜と向いてない野菜」の項目で、色が変わっている野菜の名前をクリックすると、その野菜の詳細を見ることができます。

興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか!

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