野菜を食べ過ぎるとどうなるの?病気になるって本当?

      2017/11/29

野菜の食べ過ぎに注意?

たくさんの野菜

サラダや炒め物、付け合わせなど、毎日の食事で見ない日は無い「野菜」。ほうれん草・にんじん・トマト・きゅうりなど、ひとことで野菜といっても様々な種類がありますが、毎日食卓に並んでいても、食べ飽きることはありませんよね。

また、野菜は美味しいだけでなく、多くの栄養素を含んでいるので、身体に必要な栄養を摂取するという面でも非常に重要な役割を果たしています。

そんな身体に良いとされる野菜ですが、食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?「身体に良いものなんだからたくさん食べても問題ない」と思われがちですが、実はそうでもないのです。

そこで今回は、野菜を食べ過ぎたらどうなるのか、適正量はどれくらいなのか?という情報をまとめていきたいと思います。

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どんな症状がでるの?

サラダとパンを持つ女性

野菜が好きな人の中には、「野菜があれば生きていける!」なんて言う方もいますが、本当に野菜ばかり食べ続けていても大丈夫なのでしょうか?

実は、野菜は美味しく栄養満点ですが、食べ過ぎると毒となってしまう事もあるようです。

野菜を食べ過ぎることで、具体的にどんな症状を引き起こしてしまうのか?以下にピックアップしましたので確認していきましょう。

消化不良

大量の野菜を食べることで消化不良を起こす事があり、便秘や下痢などの症状が起きます。特に胃腸が弱い方は注意したほうが良いでしょう。

野菜の中でも、特に食物繊維を多く含む野菜を大量に食べることで消化不良を引き起こしやすいです。キャベツの千切りなどは一度にたくさんの量を食べられますが、食べ過ぎには気を付けてください。

※食物繊維を多く含む野菜
〈セロリ・ごぼう・たけのこ・レタス・キャベツなど〉

成長が遅れる

野菜に含まれるシュウ素は、カルシウムが身体に吸収されるのを妨げるため、成長期における子供の骨の成長が遅れてしまうことがあるそうです。

また、シュウ素は亜鉛の吸収も妨げるため、成人でも亜鉛欠乏症になり味覚障害を起こす事も。そして、特に注意したいのが妊娠中の女性です。

亜鉛が不足することで胎児の生育不良が起き、奇形を引き起こす原因にもなるそうなので、気を付ける様にしましょう。

シュウ素を多く含む野菜
〈ほうれん草・モロヘイヤ・トマト・セロリなど〉

結石

先ほども出てきたシュウ素は「結石」が出来る大きな原因と言われています。

尿管結石にはいくつかの種類があるのですが、その中の80%がシュウ素とカルシウムが結合してできた「シュウ酸カルシウム」なんです。シュウ素を含む野菜を食べるときには、しっかりと水分を摂ることも忘れないでください。

シュウ素を多く含む野菜
〈ほうれん草・モロヘイヤ・トマト・セロリなど〉

冷え性

野菜の中には、身体を冷やす野菜があります。これら野菜ばかりを大量に食べていると、身体の内側から冷えていき、代謝が下がり、冷え性を誘発したり悪化させる事も。

特に、女性は冷え性が悩みの種であったりもしますので、食べ過ぎには気を付けたいですね。

身体を冷やす野菜
〈トマト・レタス・キャベツ・きゅうり・ナス〉

栄養失調

ダイエットのため、野菜が多めの食生活を送る方は多いですよね。しかし、野菜で満腹になってしまっては、身体に必要な栄養素を補う事が出来ません。

例えば、必須脂肪酸・たんぱく質などの摂取量が減ることで、栄養失調になり、肌荒れや髪の毛がパサつくなどの症状も出てきます。

この場合、どの野菜を食べ過ぎてはダメという事ではありませんが、野菜をたくさん食べるだけではなく、いろいろな栄養素をしっかりと補えるよう、肉や魚もバランスよく食べることが大切という事です。

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一日の摂取量はどれくらいが適量?

野菜を食べる女性

前項では、野菜を食べ過ぎることで起こる症状をご紹介しました。

野菜はたくさん食べた方が身体に良いと思っていましたが、やはり…何事も適量がちょうど良いのですね。そこで、野菜の適正摂取量はどれくらいなのかを調べてみると、厚生労働省から1日の野菜摂取量の目安は350gと定められていました。

これは、一日に必要なカリウム・ビタミンC・食物繊維などを摂取するには、どれくらいの野菜を食べればいいのかを分析した結果だそうです。

この1日350gというのは、野菜ジュースやレストランのメニューでも取り上げられていることが多いので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

しかし、この350gは同じ野菜ばかりではダメだという事を知らない人も多いのでは?350gの内訳として、緑黄色野菜が120g、淡色野菜が230gという量が決められているため、にんじんだけで350gやキャベツだけで350gでは、一日の摂取量を満たすことが出来ないのです。

以下は、一日の野菜摂取量の目安である350gの一例です。

緑黄色野菜 かぼちゃ 70g
にんじん 20g
ブロッコリー 20g
ミニトマト 10g
淡色野菜 きゅうり 70g
たまねぎ 70g
ごぼう 50g
キャベツ 30g
レタス 10g

これを見ると、好きだからと言って同じ野菜ばかり食べていてもダメという事がわかりますね。野菜の中でもバランスよく、いろいろな種類を食べていくことが大切です。

また、350g分の野菜は生野菜で両手に山盛り1杯乗る分と言われています。実際に手を広げて考えるとボリュームがあるように感じますが、野菜は火を通すとかさが減るものが多いので、さほど多くは感じなくなります。

また、1日3食しっかり食べるのであれば、一食の目安は約120g位という事になり、さらに少なく感じるかもしれません。

※一日の野菜摂取量の目安
緑黄色野菜と淡色野菜出典:
http://www.karadakarute.jp/tanita/column/columndetail.do?columnId=207

しかし、あくまでこれは最低でも一日350gの野菜を摂取したほうがいいですよという目安なので、これ以上食べてはいけませんというわけではありません。

350g以上食べたからと言って、健康被害が出るわけではないので安心してください。

ただ、どれぐらい野菜を食べすぎたら症状が出るのかというのも、現在ではハッキリとはわかってはいません。

そのうえ、近年では菜食主義の先進国であるアメリカでさえ、健康に良いと言われてきたベジタリアンやビーガンが、実は不健康になるのではないか?という意見もあるほど。

ですから、一日の摂取量は350gを目安にして多すぎず少なすぎず、毎日ちょうどいい量を食べていくようにしましょう。その際、野菜以外で摂れる栄養素も忘れずに、バランスよく摂取するようにしましょう!

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