野菜ジュースに効果はあるのか!?種類から製造方法までをわかりやすくご紹介!

      2016/10/26

野菜ジュースについて

野菜ジュースと並べられた野菜

野菜が不足しがちな現代人にとって、欠かせない存在となった「野菜ジュース」。コンビニにはたくさんの種類の野菜ジュースが販売されており、いつでも気軽に購入することができます。

また、野菜ジュースと一言でいっても、さまざまなメーカーから多くの種類が販売されており、味やパッケージも多岐にわたるため、その日の気分によっていろいろな種類を飲み分けることも出来ますよね!

ただ、野菜ジュースを飲む際に「本当に野菜の代わりになるの?」という疑問を抱いている方も多くいるのではないでしょうか?

パッケージには、たくさんの野菜のイラストが描かれており、「1日分の野菜がこれ1本」というようなキャッチフレーズまで見受けられますが、栄養面ではどのような効能があるのかハッキリしていませんよね。

そこで今回は、野菜ジュースを飲むことでどのような効果を得ることが出来るのかをまとめてみました。

野菜ジュースの種類って?

様々な野菜と野菜ジュース

店頭に並ぶたくさんの野菜ジュースは一見どれも同じように見えますが、実はさまざまな種類に分かれているんです。

中身の成分や製造方法に違いがあり、もちろん味や風味も異なってくるので、ここでは野菜ジュースの種類についてご紹介していきます。

野菜ジュースとは?

まずは品名に「ジュース」と表記されているものです。ジュースと表記されているものは、野菜の汁100%のみの物を言い、これ以外はジュースという名称を使用できないと、果実飲料表示基準で決められています。

数ある野菜ジュースの中で、ジュースと表記されている代表的なものがトマトジュースでしょう。100%とありますが、食塩や香料などを含んでいても問題はないそうなので、トマトと食塩のみで作られたものをトマトジュースとして販売しています。

野菜ミックスジュースとは?

次に、「ミックスジュース」と表記されているものです。果汁が50%以上かつ野菜や果実の汁のみのものを「果実・野菜ミックスジュース」、トマトジュースと野菜汁を混ぜ合わせたもの「トマトミックスジュース」、にんじんジュースと野菜汁を混ぜ合わせたものを「にんじんミックスジュース」と言います。

"くだものと野菜"というような商品や、"〇種類の野菜をブレンド"というような商品はこのミックスジュースに分類され、一般的に野菜ジュースとして販売されている物の多くがこのミックスジュースにあたります。

製造方法について

製造方法については「濃縮還元」と「ストレート」という違いがあります。濃縮還元とは、野菜や果物などを絞って水分を飛ばし、それに水を加えて元の濃度に戻す製法の事を指します。

一方、濃縮をせずそのまま野菜汁だけで作られているものを「ストレート」と呼びます。味の違いとしては、濃縮還元よりもストレートの方が風味が強く、野菜の味が強く感じられるなどが挙げられます。

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野菜ジュースに効果はあるの?

野菜ジュースを飲む女性

すべて同じだと思っていた野菜ジュースにも、実はいろいろな種類があることが分かりましたが、次は野菜ジュースの効果についてです。

健康や美容のため、野菜不足を補う目的で野菜ジュースを飲む方が多いですよね。そのため野菜ジュースを飲む=野菜を食べる、と考える人が多いのではないでしょうか?

しかし、野菜ジュースを飲むのと、野菜をそのまま食べるのでは摂取できる栄養素の種類や量が違ってきます。

前項で製造方法について説明しましたが、濃縮還元という方法では、水分を飛ばすために加熱をすることが多くなっています。また、ストレートの場合でも商品として販売するために加熱殺菌する必要があり、どちらの場合もビタミンCなどの熱に弱い栄養素が失われることになります

トマトにストローを刺した画像

他にも、野菜や果実を絞った際に、口当たりをよくするために漉す(こす)作業を行います。これによって、飲み易くはなりますが、不溶性食物繊維などの栄養素が失われてしまうのです。

1日の野菜摂取の目安は350gと厚生労働省から推奨されていますが、1日分の野菜が摂れると謳った野菜ジュースは、350g分の野菜より少ない栄養素しか含まれていないことが名古屋市生活消費センターの成分分析で証明されています。

たとえ、350gの野菜を使用して野菜ジュースを作ったとしても、同じ分の野菜をそのまま食べるよりも得られる栄養素は少ないのです。

とは言っても、野菜ジュースにまったく栄養がないのか?と聞かれると、そうではありません。野菜ジュースにしたからといってすべての栄養素がなくなるわけではないですし、むしろ、野菜ジュースにしたほうがいいことだってあるんです。

次の項目では、野菜ジュースで得られる効果をまとめていきます。

どんな効果があるのか

子供に野菜を食べさせる母親

では、野菜ジュースを飲むことで、どのような効果を得られるのでしょうか?いくつかピックアップしていきますので、確認していきましょう。

多くの野菜を摂取できる

まず1つめは、数多くの野菜を摂取できるという点です。野菜ジュースのパッケージを見るとよくわかると思いますが、実に数多くの種類の野菜や果物を使用していることがわかりますよね。

実際にそれだけの種類を揃えて食べるというのはかなり難しい事がほとんどです。そのため、野菜ジュースで普段から摂ることのできない様々な種類の野菜を補うのはとても有効と言えるでしょう。

手軽に飲める

2つめは、手軽に飲めて続けやすいという点です。野菜を食べたくても高くてなかなか手が出ない…という事はありませんか?その年の天候や災害などによって野菜の価格は変動するため、ビックリするほど野菜が高い時期もあります。また、市場でも品薄でスーパーの店頭に並ばない時も…。

しかし、野菜ジュースであれば、コンビニやスーパーなどでいつでも気軽に購入でき、まとめ買いも可能です。また、未開封であれば長期間の保管が可能なので、非常食として常備しておくこともメリットの一つではないでしょうか。

栄養の摂取

そして3つめは、野菜ジュースにも含まれている栄養素の摂取です。栄養素は野菜そのものを食べるよりも劣ってしまいますが、熱に強いビタミンもありますし、ビタミンCなどを添加している野菜ジュースも販売されています。

野菜そのものを食べる場合も、煮たり焼いたりと熱を加えることもあるので、加熱することが一概に悪いとは言い切れませんよね。

また、不溶性食物繊維はほとんどなくなってしまいますが、水溶性食物繊維は水に溶けてしまうので、野菜ジュースにしても失われずに摂取できると考えられます。水溶性食物繊維は、腸内でドロドロに溶けて、腸内に溜まった便を排出しやすい硬さにしてくれる効果が期待できます。

まとめ

野菜ジュースだけでは、同じ量の野菜を食べるのと同じ分の栄養素を得ることはできません

しかし、野菜不足を気にしている方や野菜が苦手な方にとっては非常にありがたいのが野菜ジュースですよね。そのため、あくまでも補助的な役割として考え、日常生活では野菜を摂取しながら野菜ジュースでも栄養素を補うようにするのが、理想的な野菜の摂取方法と言えるでしょう。

最後に、効果の項目でも少しお話しした「野菜の高騰」についてまとめた記事を掲載しておきます。2016年は、本当に野菜が高く困っている方も多いですよね…。

原因はなに?2016年・野菜が高騰している原因や、それに代わる野菜って?

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