「アスパラギン酸」の効果がすごい!アスパラに含まれる栄養や効能とは?

      2017/02/23

アスパラガスについて

並べられたアスパラ

雪が溶けて暖かくなると、スーパーの店頭にアスパラを始めとした露地栽培の野菜が並び「あ~春が来たなぁ」と感じさせてくれますよね。

いま、「アスパラなら1年中スーパーに売っているけど?」と思った方もいると思いますが、実は冬場に売られているものはメキシコ産などの輸入物が多く、日本国内での旬とされているのは4月~6月頃なんです。

また、シャキっとした触感が美味しいアスパラですが、苦手な子供も多いはず…
ですが、アスパラに含まれる栄養価はとても高く、子供だけでなく大人も積極的に食べて欲しいオススメの野菜だったんです!

という事で今回は、アスパラガスに含まれる栄養素や効能について様々な情報をまとめてみました。

アスパラガスの発祥や概要

収穫前のアスパラ

一般的に「アスパラ」と略して呼ばれることが多い野菜ですが、正式名称は「アスパラガス」、和名は「オランダキジカクシ」「オランダウド」「マツバウド」とも呼ばれています。

原産は地中海東部で、日本には江戸時代に観賞用として持ち込まれたのが始まりでした。
日本に食用として導入されたのは明治時代で、大正時代には欧米へ輸出するホワイトアスパラガスの栽培が始まり、その後の昭和40年代以降にグリーンアスパラガスが一般の食卓に多く並ぶようになったそうです。

今では当たり前の様に食卓に並んでいるアスパラですが、一般的に食べられるようになったのは、比較的最近だったんですね。

アスパラは現在、日本各地で栽培されていますが主要な産地は、北海道・長野県・栃木県で、北海道では採れたてのみずみずしいアスパラがギフト品として贈られているほど、盛んに栽培されています。

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アスパラガスの栄養素

アスパラの学名は「officinalis」といい、「薬用の」という意味があります。この学名からも分かるように、アスパラは古くから体に良い食材として食べられていたんだそうですがが、一体どんな栄養がどのくらい入っているんでしょうか?

以下に、アスパラガスに含まれる栄養素を一覧でまとめてみたので、確認して行きましょう!

※可食部100gの含有量

食品名 アスパラガス
エネルギー 22kcal
水分 92.6g
タンパク質 2.6g
脂質 0.2g
炭水化物 3.9g
食物繊維(総量) 1.8g
ミネラル含有量 ナトリウム 2mg
カリウム 270mg
カルシウム 19mg
マグネシウム 9mg
リン 60mg
0.7mg
亜鉛 0.5mg
0.10mg
マンガン 0.19mg
ビタミン含有量 ビタミンA レチノール当量 31μg
βカロテン当量 380μg
ビタミンE αトコフェロール 1.5mg
ビタミンK 43μg
ビタミンB1 0.14mg
ビタミンB2 0.15mg
ナイアシン 1.0mg
ビタミンB6 0.12mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 190μg
パントテン酸 0.59mg
ビオチン 1.8μg
ビタミンC 15mg

※食品成分データベース参照

この数値を見る限り、アスパラはビタミン類や葉酸を多く含んでいることがわかります。

また、これら栄養価以外にもアスパラから発見されてその名が付いた「アスパラギン酸」という成分が、身体にものすごい働きをしてくれるのです。

アスパラガスの効能

アスパラを食べる少女

前項目で確認したアスパラギン酸ですが、一体どんなところが凄いのか、さっそく気になる効能を見ていきましょう!

疲労回復効果

「アスパラギン酸」は疲労回復に効果がある栄養素として、多くの栄養ドリンクに配合されており、「タンパク質」からエネルギーを作り出す為に必要な物質を生成する力があります。

また、人間がエネルギーを生み出すのに必要な「グルコース」を炭水化物から作り出す「代謝経路」にも、アスパラギン酸が役立っています。
つまり、身体のエネルギーを生み出すためにとても重要な成分だということですね!

マウス実験では、アスパラギン酸とカルニチンの混合物を与えた結果、運動の持続時間が延長したという研究データもあるそうです。

毒素を体外に排出する(デトックス)効果

通常、体内で発生した「アンモニア」は尿として体外に排出されますが、うまく排出されず血液内に残ってしまうと、中枢神経にダメージを与える毒性の成分へと変化します。

そこで役立つのがアスパラギン酸です。アスパラギン酸には、このアンモニアを尿に合成してくれる効果もあります。

アンモニアを尿として排出することで、身体にとって無毒な状態を作り、体内の器官を保護することで中枢神経を守ってくれているのです。

美容効果・薄毛予防

みずみずしい弾力のあるお肌には欠かせない「コラーゲン」。このコラーゲンの組織にはアスパラギン酸が多く含まれており、コラーゲン入りの化粧品の多くにアスパラギン酸が配合されています。

また、東京医科歯科大学の研究チームによると、「17型コラーゲンが分解されることによって抜け毛がおこる」ということが明らかになっています。

したがって、コラーゲンの材料となっているアスパラギン酸には、抜け毛や薄毛を予防してくれる効果も期待されているんです!

オススメの調理方法は?

アスパラのベーコン巻き

ここまでアスパラの栄養素や効能について確認してきましたが、最後にアスパラの調理法についてまとめておきます。

疲労回復や美容効果がある「アスパラギン酸」ですが、熱に弱いという特性を持っているので「加熱しすぎない」ということがとても重要です!
また、アスパラのよさであるシャキっとした触感を活かすためにも、長時間の加熱は避けたほうが良いでしょう!

そのため、サッと茹でて冷水につけ、水分を切ってから「サラダ」にしたり「マリネ」にしたりするのがオススメです!

また、一般的によく調理されている「野菜炒め」や「アスパラベーコン」などにする場合も、アスパラギン酸を失わないように、あまり炒めすぎず手早く調理する方が良いでしょう。

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