女性必見!アンチエイジングにも効果あり?ブロッコリーの栄養素や効能って?

      2017/11/29

ブロッコリーについて

ブロッコリーのふさ

その緑々しい見た目から、とっても体に良さそうなブロッコリー。

ただ、大人には好評でも「子どもたちには敬遠されがちな野菜」というイメージがあるのではないでしょうか?実際、アメリカではブロッコリーが健康食品の象徴として取り扱われているんですが、小さな頃に親から無理やり食べさせられたことで、嫌なイメージが付いている…という方が多いんだそうです。

ですが、健康食品の象徴と言われるだけに栄養素はもちろんのこと、様々な病気にも効果があるんです!

そこで、ここではブロッコリーに含まれる栄養素や効能について様々な情報をまとめていきます。

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ブロッコリーの発祥や概要

収穫後のブロッコリー

ブロッコリーは、アブラナ科の緑黄色野菜で日本では別名「めはなやさい」や「みどりはなやさい」とも呼ばれています。

原産地はイタリアを始めとした地中海沿岸地域とされており、日本国内には明治初期に渡来し、1980年代に入った頃から急速に一般家庭の食卓に広がり始めました。

冒頭でもお話したように、日本ではもちろん、アメリカの子どもたちからも少しばかり敬遠されがちなブロッコリーですが、もともとは花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良されてできた野菜なんです。

そのため、日本では一度下茹でしたり火を通すなどして食べるのが一般的ですが、原産国であるイタリアなどの地中海沿岸地域や欧米諸国では、サラダのように生食用としても広く食べられているんだそうです。

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ブロッコリーの栄養素

とても緑々しい鮮やかな外観をしているだけに、多くの栄養素が含まれている気がしますよね。

そこで早速、ブロッコリーに含まれる栄養素を確認してみましょう!

※可食部100gの含有量

食品名 ブロッコリー
エネルギー 33kcal
水分 89.0g
タンパク質 4.3g
脂質 0.5g
炭水化物 5.2g
食物繊維(総量) 4.4g
ミネラル含有量 ナトリウム 20mg
カリウム 360mg
カルシウム 38mg
マグネシウム 26mg
リン 89mg
1.0mg
亜鉛 0.7mg
0.08mg
マンガン 0.22mg
ビタミン含有量 ビタミンA レチノール当量 67μg
βカロテン当量 810μg
ビタミンE αトコフェロール 2.4mg
ビタミンK 160μg
ビタミンB1 0.14mg
ビタミンB2 0.20mg
ナイアシン 0.8mg
ビタミンB6 0.27mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 210μg
パントテン酸 1.12mg
ビオチン 9.3μg
ビタミンC 120mg

※食品成分データベース参照

ブロッコリーに含まれる栄養素はこのようになっています。

ブロッコリーの効能

妊娠中の女性

前項目ではブロッコリーの栄養素について確認しましたが、これら栄養素は実際、私達の身体にどのような効能を与えるのでしょうか?

がん予防

ブロッコリーにはスルフォラファンと呼ばれる、あまり聞き慣れない物質が含まれており、なんとこの物質には解毒作用や抗酸化作用があり、癌の予防に効果があると言われています。

全国健康保険協会によると、現在日本人の2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で死亡しているんだそうです…。

将来的に、今よりももっとブロッコリーが注目される時が来るかもしれませんね。

アンチエイジング効果

ブロッコリーの効能は癌予防だけではありません。もちろん、それだけでも凄いんですがアンチエイジング、つまり美肌にも効果があると言われています。

ブロッコリーに多く含まれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが美肌に。
食物繊維は腸内の働きを活発にさせ、お通じの改善(便秘)にも効果が期待されています。

妊婦の必要摂取栄養素

ブロッコリー内に多く含まれる葉酸ですが、これは妊婦の方が1日に必要とされている葉酸量「480μg」に対し、100g中「210μg」も含まれているため、妊婦にとても優しい野菜となっています。

また、この葉酸を摂取する事で「つわり」を軽減させたり、貧血の防止、口内炎の予防にも効果があるので、是非とも摂取しておきたい野菜ですね。

オススメの調理方法は?

ブロッコリーのシチュー

ここまで栄養素や効能についてまとめてきましたが、最後にオススメの調理方法について確認してみましょう。

まず、ブロッコリーは最小限の加熱で調理する事を心がけましょう。多くの方は、茹でてからマヨネーズに付けたり、サラダにして食すことが多いかと思います。

もちろんこれが悪いわけではないのですが、茹でてしまうと水溶性であるビタミンC等の栄養素が湯の中に溶け、流れ出てしまします。

そのため、一度火を通したい場合は「電子レンジ」でチンすると良いでしょう。決して、手抜きではありません!笑

また、湯に通す場合は茹で汁をそのまま使用できる「シチュー」や「カレー」などがオススメの料理となっています。

これだけ身体に良い食材なので、大人のみならず子ども達にもしっかりと食べさせておきたいですね!

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