ギネス認定にちょっと待った!?きゅうりに含まれる栄養や効能とは?

      2017/11/01

きゅうりについて

新鮮なきゅうり

サラダやお漬物としてよく食べられる「きゅうり」。今では一年を通じてスーパーで買うことができるようになったきゅうりですが、やはり夏野菜としてのイメージが強いですよね。

よく冷やしたきゅうりをそのままバリッと食べるアニメのシーンに、一度は憧れた方もいるのでは?

そんなきゅうりですが、なにやら「ほとんど栄養がない」という悪い噂もちらほら…。ですが、そんな噂を覆す素晴らしい栄養素がきゅうりには含まれていたんです!

そこで今回は、きゅうりに含まれる栄養素や効能について様々な情報をまとめてみました。

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きゅうりの発祥や概要

収穫前のきゅうり

きゅうりは紀元前4000年前のメソポタミアで栽培されたものが始まりと言われていますが、インドやギリシャなどでも栽培されていたそうです。その後、6世紀~16世紀にかけて中国やフランス、イングランド、ドイツなどへ次々に広まり普及していきました。

そしてなんと、アメリカにきゅうりを持ち込んだのは、あの新大陸を発見したことで有名なコロンブスだと言われています!

日本では、そんなきゅうりの歴史が1500年ほどあり、江戸時代までは、きゅうりを現在の緑で未成熟の状態ではなく、黄色く熟してから食していたようです。

そのためか、水戸黄門でお馴染みの水戸光圀は黄色く熟したきゅうりの事を「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず」と記録に残しているように、不味い野菜として扱われていました。

幕末ごろになると、現在の江東区にあたる砂村で、きゅうりの品種改良が進められ、歯ごたえも味もいい、現在のきゅうりに近いものが誕生し、一気にきゅうりの人気に火が付いたようです。

ちなみに、「きゅうり」という名前になったのは、熟した実が黄色いことから「木瓜」や「黄瓜」と書かれていた事が語源とされていますが、現在はきゅうりを感じで書くと「胡瓜」となり、「木瓜」はパパイヤのことを指す漢字になっています。

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きゅうりの栄養素

「世界1カロリーが低い果実」としてギネスに記載されていたことがあったからか、きゅうりには栄養がないという噂が広まっていますよね。

ただ…、その噂通り本当にきゅうりには栄養が全く無いのでしょうか?そこで以下に、きゅうりに含まれる栄養素を一覧でまとめてみたので確認していきましょう!

※可食部100gの含有量

食品名 きゅうり
エネルギー 14kcal
水分 95.4g
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 3.0g
食物繊維(総量) 1.1g
ミネラル含有量 ナトリウム 1mg
カリウム 200mg
カルシウム 26mg
マグネシウム 15mg
リン 36mg
0.3mg
亜鉛 0.2mg
0.11mg
マンガン 0.07mg
ビタミン含有量 ビタミンA レチノール当量 28μg
βカロテン当量 330μg
ビタミンE αトコフェロール 0.3mg
ビタミンK 34μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
ナイアシン 0.2mg
ビタミンB6 0.05mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 25μg
パントテン酸 0.33mg
ビオチン 1.4μg
ビタミンC 14mg

※食品成分データベース参照

栄養がないなんてとんでもない!「カリウム」や「βカロテン」など、しっかりと栄養素が含まれていましたね。

確かに、ビタミン類の数値は少ないように見えますがバランスよく含まれていることがわかります。

きゅうりには、これら栄養素がもたらす効能以外にも、私達の身体に様々な良い影響を与えてくれる成分が豊富に含まれていますので、次の「効能」の項目で確認してみましょう。

きゅうりの効能

きゅうりを食べている女性

では、きゅうりを食べることで私達の身体にどのような効能を与えてくれるのでしょうか?以下に、効能をいくつかピックアップしているので、確認してみましょう!

がん予防

きゅうりには栄養がないと言われていますが、ヘタの部分に含まれている「ククルビタシン」という成分に、抗がん作用があることがわかっています。

ククルビタシンはゴーヤと同じ苦み成分なので苦手な方も多いかもしれませんが、最近のきゅうりはさほど苦みを感じない品種が多いので、ぜひヘタの部分まで食べてみてください!

また、ククルビタシンには胃液や唾液の分泌を促す効果や、コレステロールを下げる効果もあることがわかっています。

ダイエット効果

前項でもご紹介したとおり、きゅうりはギネスに掲載されるほどカロリーが低い野菜です。栄養がないと言うと語弊がありますが、ダイエット食品としてはうってつけの野菜と言えるでしょう!

きゅうりは歯ごたえがあるため、咀嚼回数も増えて満足感を得ることができます。また、「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素が含まれていることも最近の研究でわかっています。

他にも「カリウム」の効果で利尿作用が高まり毒素を排出してくれるので、体内のデトックス効果も期待でき、身体の内側からもキレイを目指す事ができます。

身体を冷やす・水分補給

夏野菜には身体を冷やす効果があるというのは、広く知られているかと思います。それと同様、きゅうりには身体のほてりを抑える働きがあるので、夏の暑い時期や発熱時などに摂取すると良いでしょう。

また、きゅうりの90%以上が水分で出来ているので、身体の熱を冷ましてくれると同時に、水分補給にもなります。

真夏には、お漬物にして少し塩分をプラスしたきゅうりを食べると、熱中症の予防にも効果があると言われています。

オススメの調理方法は?

きゅうりのサラダ

ここまできゅうりの栄養素や効能について確認してきましたが、最後にオススメの調理方法についてまとめておきます。

日本ではきゅうりを生で食べることが多いですよね!「サラダ」や「漬け物」、「もろきゅう」に「オイキムチ」など、歯ごたえもよく手軽で美味しく食べられます。

ただし、サラダにする際は一つだけ注意するポイントがあります。きゅうりにはビタミンCを壊してしまう「アスコルビナーゼ」という酵素が入っていますので、そのまま他の野菜と一緒に食べるとビタミンCを摂取しずらくなってしまいます。

そんなときは、酵素が中和される「酢」を使うのが効果的なので、黒酢や米酢などの酢を直接かけたり、酢が入ったドレッシングをサラダにかければ、ビタミンCの破壊を防いでくれるのでオススメです!

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