目にしみるアノ成分が超優秀!玉ねぎに含まれる栄養や効能って?

      2017/11/01

玉ねぎについて

半分に切った玉ねぎ

カレーに肉じゃが、グラタンに親子丼など、食卓に並ぶ様々な料理に欠かせない「たまねぎ」。

生はもちろん、炒めても煮込んでもいいですし、細かく刻んでソースにも使われるなど、とっても万能な野菜ですよね!

さらに、常温での長期保存が可能なので、常備菜として家庭にストックされている方も多いのではないでしょうか?

ただ、そんな身近な玉ねぎに、どんな栄養が含まれているのか?どんな効能があるのかなど、把握した上で摂取している方は…なかなか居ないですよね。

そこで、今回は食卓に欠かせない野菜、玉ねぎに含まれる栄養素や効能について様々な情報をまとめていきます。

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玉ねぎの発祥や概要

収穫直後の玉ねぎ

「たまねぎ」の歴史は紀元前エジプト王朝時代までさかのぼり、ニンニクなどと一緒に給料として労働者に配給されていたと言われています。

そんな玉ねぎが日本で食用として試験栽培された始めたのは明治頃で、札幌の中村磯吉さんという方が農家として初めて栽培を始めました。その後、たくさんの人たちが品種改良を重ねた結果、今では日本全国で収穫できるようになっています。

日本でのたまねぎ生産量は年間115万トン以上あり、そのうち北海道の生産量が約66万トンと、国内生産量の約5割以上を占めています。他にも佐賀県、兵庫県の淡路島、愛知県、長崎県なども玉ねぎの産地として有名です。

また、北海道では春に種をまき、他の地域では秋に種をまくので、産地は違いますが収穫時期をずらすことで年間を通じて国内産のたまねぎを食べることができるんですね。

全国の農家さんによる努力のおかげで、いつでも国内産の玉ねぎを食べることが出来るなんて、とってもありがたい事ですね!

玉ねぎの栄養素

たくさんの料理に使われているだけに、その栄養素も気になるところですね。そこで早速、たまねぎに含まれる栄養素を以下にまとめてみたので確認していきましょう!

※可食部100gの含有量

食品名 玉ねぎ
エネルギー 37kcal
水分 89.7g
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 8.8g
食物繊維(総量) 1.6g
ミネラル含有量 ナトリウム 2mg
カリウム 150mg
カルシウム 21mg
マグネシウム 9mg
リン 33mg
0.2mg
亜鉛 0.2mg
0.05mg
マンガン 0.15mg
ビタミン含有量 ビタミンA レチノール当量 0μg
βカロテン当量 1μg
ビタミンE αトコフェロール 0.1mg
ビタミンK 0μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.1mg
ビタミンB6 0.16mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 16μg
パントテン酸 0.19mg
ビオチン 0.6μg
ビタミンC 8mg

※食品成分データベース参照

たまねぎに含まれる栄養素はこのようになっており、際立って多いというものはないように見えます…。

しかし、たまねぎに含まれる「硫化アリル」という成分がとても優れているんです。

この「硫化アリル」のどんなところが凄いのか、次の「効能」の項目で確認してみましょう。

玉ねぎの効能

玉ねぎの球根

では、たまねぎに多く含まれている「硫化アリル」を摂取することで、実際に私たちの身体にはどのような効果があるのでしょうか?

以下に、効能をいくつかまとめてみたので確認して行きましょう!

血液サラサラ効果

「たまねぎを食べると血液がサラサラになる」こんな噂を聞いたことがある、という人も多いはず。

実はこの話…本当のことで、たまねぎに含まれる「硫化アリル」や「ケルセチン」「イソアリイン」という栄養素の効果で、血栓を溶かして血液がサラサラになると言われています。

また、血中の悪玉コレステロールを減らし、かつ、善玉コレステロールを増やしてくれる効果もあるんです!

血液がドロドロになって血栓が出来ると、血管が詰まって動脈硬化や脳梗塞の原因にもなるので、たまねぎを積極的に摂取して、常に血液をサラサラに保つことが大切ですね!

疲労回復

人間の身体は構造上、体内にビタミンB1が不足してくると「疲労感」や「イライラ」、「不眠」などの症状が出ると言われています。

玉ねぎに含まれる「硫化アリル」には、このビタミンB1の吸収を促進する効果があるので、ビタミンB1と硫化アリルを同時に摂取することで、高い疲労回復効果が期待できます!

また、豚肉には多くのビタミンB1が含まれているので、豚の生姜焼きに一緒にたまねぎを入れて調理するのがオススメです。

ちなみに、たまねぎを切った時に目が染みるのはこの硫化アリルのせい。目や鼻の粘膜に付くと痛くなってくるので、ゴーグルの着用や鼻栓が効果的です!

美容効果

たまねぎに含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン」には、脂肪吸収を抑える効果があります。

それ以外にも、たまねぎには体温を上げたり、発汗を促す作用があるので、その相互作用でダイエット効果にも大きく期待されています!

また、たまねぎの抗酸化作用が体内の活性酸素を抑え、細胞の調子を整えるという効果があり、アンチエイジングや美肌などにも効果があると言われています。

オススメの調理方法は?

玉ねぎを炒めるところ

ここまで、玉ねぎの栄養素や効能について確認してきましたが、最後にオススメの調理法についてまとめておきます。

血液サラサラ効果や疲労回復に効果がある「硫化アリル」は、生で食べた方が効率良く摂取できると言われているので、「オニオンスライス」や「マリネ」など、生で食べられる調理法がオススメです!

このとき、薄くスライスすることで玉ねぎの細胞が壊れて酵素が働き、より効果が高まります!

また、玉ねぎの辛味を取るため水にさらす方も多いと思いますが、硫化アリルは水溶性なので長く浸していると水に溶け出してしまうので注意しましょう。

4月~5月ごろにかけて店頭に並ぶ「新たまねぎ」は、辛みも少なく生食用に向いているので、旬の時期にはぜひ食べてみてください!

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