冬至に食べる理由が明らかに!かぼちゃに含まれる栄養素や効能とは

      2017/11/01

かぼちゃについて

1/4に切ったかぼちゃ

甘くてホクホクとした優しい口触りと、ほんのり香る甘い匂いで、思わず野菜という事を忘れてしまう存在の「かぼちゃ」。

実際、ケーキやプリンなどの材料になっている他、人気のベジスイーツにも数多く利用されています!

ただ、そうは言ってもさすがにそこは緑黄色野菜。やはり、私たちの身体に良い影響をもたらす栄養素がたっぷり入っていたんです!

そこで今回は、かぼちゃに含まれる栄養素や効能など様々な情報をご紹介していきます!

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かぼちゃの発祥や概要

収穫直前のかぼちゃ

かぼちゃは、南北アメリカ大陸が原産で、現在は世界各地で栽培されています。

日本へかぼちゃが伝わってきたのは天文年間(1532~1555年)のころで、ポルトガル人が東洋かぼちゃという種類をカンボジアから持ち込み、当時の豊後国の大名に献上したのが最初と言われています。

そのため、"かぼちゃ"という名前は、ポルトガル語でカンボジアを意味する「Camboja(カンボジャ)」を由来としているのだとか。

ちなみに、かぼちゃを英語で言うと「pumpkin(パンプキン)」と思っている方が多いと思いますが、実際北米地方では、「パンプキン」はハロウィンでよく見かける皮がオレンジ色の種類のみで、日本人の多くが思い浮かべる皮が緑の種類のかぼちゃは、「squash (スクウォッシュ)」と呼ばれているそうです!

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かぼちゃの栄養素

日本では、冬至の日にかぼちゃを食べるという習慣があります。

本来、夏に収穫されるかぼちゃをなぜ冬に食べるのか?実はそこに、かぼちゃの栄養素が関係していたんです!

そこで、まずは気になるかぼちゃの栄養素を確認していきましょう!
※ここでは、一般的に多く見かける西洋かぼちゃにピックアップしていきます。

※可食部100gの含有量

食品名 かぼちゃ
エネルギー 91kcal
水分 76.2g
タンパク質 1.9g
脂質 0.3g
炭水化物 20.6g
食物繊維(総量) 3.5g
ミネラル含有量 ナトリウム 1mg
カリウム 450mg
カルシウム 15mg
マグネシウム 25mg
リン 43mg
0.5mg
亜鉛 0.3mg
0.07mg
マンガン 0.13mg
ビタミン含有量 ビタミンA レチノール当量 330μg
βカロテン当量 4000μg
ビタミンE αトコフェロール 4.9mg
ビタミンK 25μg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.09mg
ナイアシン 1.5mg
ビタミンB6 0.22mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 42μg
パントテン酸 0.62mg
ビオチン 1.7μg
ビタミンC 43mg

※食品成分データベース参照

このように、かぼちゃにはたくさんの栄養素が含まれており、中でも特に注目するべき点は「βカロテン」「ビタミン」「食物繊維」です!

これらの栄養素が私達の身体にどんな効能を与えてくれるのか、次の「効能」の項目で確認してみましょう。

かぼちゃの効能

かぼちゃのスープを食べる人

前項で注目すべき栄養素に挙げた「βカロテン」「ビタミン」「食物繊維」が、実際に私たちの身体にどのような効能をもたらしてくれるのか、以下にいくつかピックアップしているので確認してみましょう!

風邪予防・ウイルス撃退効果

かぼちゃの黄色い色の素になっているのが、「βカロテン」です。

βカロテンは、皮膚や粘膜を保護したり、呼吸器系を守るという働きをしてくれます。これによって、風邪などの菌やウイルスを体内に持ち込ませず、事前に予防する効果が期待できます。

そのため、寒い冬に風邪を引かないよう冬至にかぼちゃを食べる、という風習が続いて来たんだそうです!

他にも、免疫力を高める効果があり、ガン予防にも効果を発揮するそうです!
実際、βカロテンなどの植物性ポリフェノールを与えたマウス実験では、がんの発生を防ぐ作用があることが証明されています。

ポッコリお腹の解消

かぼちゃにはたくさんの「食物繊維」が含まれています。

この食物繊維は便通を良くすることから、便秘がちな方にはお馴染みの成分ですよね。そのため、積極的に食物繊維を摂るようにすれば、薬に頼ることなくポッコリお腹の解消に期待ができます。

また、食物繊維が豊富なため腹持ちもよく、たくさん食べても便が排出しやすいことから、ダイエットの時に食べるのもオススメだそうです!

肩こりや冷え症の予防・疲労回復効果

かぼちゃには様々なビタミン類が含まれていますが、その中でも「ビタミンE」には、血流改善効果があります。

流れが悪くなっている血流を改善することで身体が温まり、肩こりや冷え症を予防してくれるというわけです!

他にも、「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変える性質があり、疲労回復にも効果が期待されています。

体調不良の時や夏バテによる食欲不振、日常的に疲れやすいと感じたら、一度ビタミンB1を摂取し、体内の糖質をエネルギーに変えてあげると、症状が改善する事があるそうです。

オススメの調理方法は?

かぼちゃの煮つけ

ここまで栄養素や効能について確認してきましたが、最後にかぼちゃの調理法についてまとめておきます。

前項でお話しした「βカロテン」や「食物繊維」ですが、これら栄養素は実の部分よりも皮に多く含まれているんです。そのため、かぼちゃは皮ごと調理するのがオススメです!

皮つきのまま「煮つけ」や「サラダ」にすることで、彩りも加わり食欲増進の効果も期待できます。

また、くり抜いたかぼちゃを器にして「シチュー」や「グラタン」を盛れば器ごと食べれるので、お子さんも楽しんで食べられそうですね!

ちなみに、「βカロテン」や「ビタミンE」は、油で調理することで効率的に摂取できるという特徴があるので、皮ごと薄くスライスし「天ぷら」にしたり、「素揚げ」にして料理の添え物にするのもオススメです!

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