もやしが腐ったときの判断基準って?食べられるボーダーラインや見た目の状態とは
2017/11/29
腐っているもやしの見分け方
クセがなく、シャキシャキとした歯ごたえが美味しい「もやし」。野菜炒めや鍋の具材など、どんな料理にもあう万能野菜です。
もやしはいつも低価格で販売されているため、家計に優しい野菜でもありますよね。ただ、安いからと大量に購入して結果的に腐らせてしまった経験がある方も多いのでは?
せっかく安く購入しても腐らせてしまえばまったく意味がないので、何故もやしは早くに傷んでしまうのか?ぜひとも知っておきたいところですよね。
そこで今回は、もやしが腐る原因や食べられるボーダーラインなどをまとめていきます。
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もやしが腐った状態とは
1袋15円や30円など、野菜売り場の中でもダントツで低価格なもやしを見かけると、ついついカゴに入れてしまいますよね。
そのため、購入したことを忘れて冷蔵庫に入れっぱなしにしておき…もやしが腐ってしまった!という経験をした方も多いと思います。
腐った状態を見極める
それもそのはず、もやしは消費期限が短く腐りやすい野菜だったんです。
ただ、日ごろから気を付けている方にとっては、腐った状態がいまいちよくわかりませんよね?
そこで、もやしが腐った状態を以下にいくつかピックアップしてみたので確認していきましょう。
- ・袋に水が溜まっている
- ・酸っぱいような臭いがする
- ・芽の部分が変色している
- ・茎にハリがない
- ・溶けたようになっている
もやしがこのような状態の場合、腐っていると判断していいでしょう。
ここまで来てしまうと、洗ったり加熱しても食べることはできませんので、もったいないとは思っても食べずに捨ててしまいましょう。
腐る原因
では、もやしが腐ってしまう原因は何なのでしょうか?これには、様々な原因が考えられますが、もやしの栽培方法が1つの大きな要因になっている事が考えられます。
もやしは日光が当たらない暗所で栽培されるため、細菌に対する抵抗力が少なく日光殺菌もされません。そのため、もやしは菌が繁殖しやすく腐りやすくなっているのです。
もやしは収穫後に洗浄してから袋詰めされて出荷されますが、スーパーに並ぶ頃には1g中に100万~1000万ほどの菌が付着してると言われています。
この菌の中には大腸菌なども含まれているため、もやしはO-157など食中毒の原因ともなり得るのです。なので、生食ではなく加熱調理が勧められているんですね!
このような理由があるため、もやしを購入した際はなるべく早いうちに食べてしまうようにしましょう。
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食べられるボーダーライン
ここまで、もやしの腐った状態や腐る原因などをまとめてきましたので、最後に食べられるボーダーラインをご紹介していきます。
袋の開封前
もやしは袋に入っていることが多く、ほとんどの場合そのまま冷蔵庫に入れてしまいますよね。そこでまずは、冷蔵庫から取り出した時に袋に水が溜まってないかを確認しましょう。
水が溜まっていないことを確認した後、軽くもやしを触りハリがあるかを確認してみてください。ハリがあればまだセーフ、グチャと柔らかくなっていたらアウトなので食べるのをやめましょう。
※イメージ図
出典:
http://mitok.info/?p=66931
袋の開封後
次に袋を開封する時に臭いを確認してみます。もやしは腐ると臭いが発生しやすいので、自分の鼻で確認するのがとても有効です。
臭いがなければ良いですが、酸っぱい匂いやいつもと違う匂いがするときは腐っていると判断してください。
また、袋から出して洗うときに、もやしが変色しているかどうかも確認してください。
変色は腐っているかの判断基準になり、豆の部分が少し黒ずんでいるのが数本見られる程度であればまだ食べることができます。しかし、傷み始めている合図でもあるので、早く食べてしまったほうがいいです。
全体的に茶色や黒に変色している場合は食べるのをやめてくださいね。
まとめ
ここまで、もやしの腐った状態について様々な情報をまとめてきました。
もやしは購入後2~3日程度しか日持ちのしない野菜です。美味しく安全な状態で食べるためにも、購入後はなるべく早く食べることをオススメします。
最後に、もやしに含まれている栄養素や効能についてまとめた記事を掲載しておきますので、興味のある方は、こちらもご覧になってみてください。
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