ブロッコリーを長持ちさせる保存方法とは?冷蔵や冷凍など詳しくご紹介!
2017/11/29
ブロッコリーの保存方法について
サラダや炒め物、料理の付け合わせにもよく使われるブロッコリー。美味しいだけではなく、綺麗な緑色が料理の彩りを良くしてくれますよね。
また、ブロッコリーはガン予防やアンチエイジングにも効果がある野菜です。「葉酸」という栄養素が多く含まれているため、妊婦さんにもオススメの野菜なんですよ。
そんなブロッコリーは、1株買っても1度で食べきれない事が多いのではないでしょうか?付け合わせにすることも多いので、少量ずつ使いたいときは、保存法を知っておくと便利ですよね。
そこで今回は、ブロッコリーの上手な保存方法や冷凍保存は可能なのか?などの情報をまとめていきます。
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ブロッコリーの消費期限って?
スーパーなどで売られているブロッコリーには消費期限などが定められていませんが、いったいどれくらいの期間で食べきるのが良いのでしょうか?
ブロッコリーは茎も立派なので多少は日持ちしそうにも見えますが、実は日持ちしない野菜のひとつで、氷と一緒に出荷されるほど繊細な野菜だったんです。
そのため、生のままでは保管せず、早めに食べきってしまうか、別の保存方法をとる必要があります。
美味しく食べられる目安としては、つぼみが緑色なことです。購入後3日ほどするとつぼみが黄色く変色していきますが、これはつぼみが開きだしている状態で、味や栄養価が下がってきている状態になります。
※蕾が開いたブロッコリー
これでは美味しく食べられませんので、つぼみが黄色くなる前に食べきるのがオススメです。
また、ブロッコリーが紫色に変色していることもあります。この紫色は、寒さによりブロッコリーに含まれているアントシアニンが出てきたものですので、まったく問題ありません。
むしろ寒さから身を守るために、糖度が高まり美味しくなっている状態なのだそうです。茹でると綺麗な緑色になりますので、普段通りに料理で使用することも出来ます。
では、ブロッコリーが食べられない状態になっているときは、どのような特徴があるのでしょうか?
ブロッコリーの色が茶色に変色した・ぬめりがある・カビが生えている・茎の切り口に空洞ができ乾燥している、というような状態であれば廃棄してしまったほうがいいと言えるでしょう。
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ブロッコリーの保存方法・保存期間って?
とても短く3日程度
では、ブロッコリーを購入後はどのように保存しておけば美味しく食べることができるのでしょうか?
まずは、ブロッコリーの周りについている葉を切り落とします。そして湿らせたキッチンペーパーで包み、ラップやポリ袋に入れて野菜室に入れましょう。
このとき、ブロッコリーの茎を下に、つぼみを上にして立てて置くようにすると少し日持ちが良くなります。
ただし、ブロッコリーは本当に日持ちがしずらい野菜ですので、この保存方法でも3日程度経てば、つぼみが黄色く変化してしまいます。そのため、2~3日中に茹でて保管するようにしましょう。
茹でたブロッコリーも日持ちはしませんが、つぼみが開ききる前の美味しい状態で調理しているので、味を保ちやすくなっています。
茹でる際はひとつまみの塩を入れて、水気をしっかりと切ってから密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存します。つぼみの部分だけではなく、茎の部分も美味しくいただけますので、捨ててしまわず一緒に茹でてください。
硬い皮を取り除いたら、短冊切りや輪切りにし、つぼみの部分同様に茹でて容器に保存しましょう。茹でたブロッコリーも、3日以内には食べきるようにしてくださいね。
冷凍したらどれくらいもつ?
ブロッコリーは日持ちがしない野菜だということが分かりましたが、冷凍して保存期間を延ばすことはできるのでしょうか?
冷凍のブロッコリーが市販されているためご存知の方もいると思いますが、ブロッコリーは冷凍保存が出来ます。冷凍しておけば少量ずつ使えますし、お弁当のおかずとしても活躍してくれる優れものです。
また、生でも茹でても約3日ほどしかもたなかったブロッコリーですが、冷凍してしまえば約1か月の保存が可能なので、早く使い切らなきゃと焦ることもなくなるでしょう。
冷凍保存の方法
では、早速ブロッコリーの冷凍保存の方法をご紹介していきます。基本的にブロッコリーは茹でてから冷凍しますので、先ほどの茹で方と同様に、ブロッコリーを良く洗い、切り分けて準備をします。
ここで冷凍保存するときのポイントなのですが、茹でる時間は30秒程度の短い時間にしてください。固めに茹でておくことで、解凍したときに柔らかくなり過ぎるのを防いぎ、美味しく食べることができます。
茹であがったら粗熱をとってしっかりと水気を切ってください。保存袋に入れて冷凍するのですが、ブロッコリー同士がくっつかない様にして袋に入れると、1つずつ取り出して使う事ができて便利です。
また、バラバラに入れることで早く凍らせることにも繋がり、味の低下を防ぐことができます。
調理の際は、自然解凍がオススメです。電子レンジで解凍してもいいですが、温めすぎるとスカスカの状態になってしまうので、解凍モードを使い20~40秒程度温めるくらいにしておきましょう。
下茹での際に茹ですぎてしまうと、解凍後はベチャベチャになってしまいますので、その場合は、スープや煮物などに利用すると無駄なく使用できますよ。
お弁当に入れる際は凍ったままか、半解凍くらいで入れることができ、朝の忙しい時間も節約できるでしょう。食べる頃には、ちょうどいい溶け具合になっていると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
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